2020年3月27日金曜日

介護職員等特定処遇加算

~介護職員処遇改善加算とは~
介護職員の処遇改善につきまして、平成29年度の臨時改定における介護職員処遇改善加算の拡充を含め、これまで数次にわたる取り組みが行われてきましたが「、新しい経済政策パッケージ(平成29 年12 月 8 日閣議決定)」において、「介護人材確保のための取り組みをより一層進めるため、経験・技能のある職員に重点化を図りながら、介護職員の更なる処遇改善を進める。」とされ、令和元年 10 月の消費税引き上げに伴う介護報酬改定において対応することとされました。この件を受け、令和元年の介護報酬改定において、「介護職員等特定処遇改善加算」が創設されました。当該加算算定のために、下記の要件を満たしている必要があります。

~介護職員処遇改善加算の算定要件とは~
現行の処遇改善加算Ⅰ~Ⅲを算定していること
■現場環境要件について、「資質の向上」「労働環境・処遇の改善」「その他」の区分
で、それぞれ1つ以上取り組んでいること
■賃上げ以外の処遇改善の取り組みの見える化を行っていること

~「見える化」要件とは~
賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容を、「介護サービスの情報公開」や事業者のホームページを活用する等して、外部から見える形で公表することになっています。

~職場環境要件の提示について~
■資質の向上
働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援(研修受講時の他の介護職員の負担を軽減するための代替職員確保を含む)

■労働環境・処遇の改善
ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
□事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成による責任の所在の明確化。
□健康診断・こころの健康等の健康管理面の強化、職員休憩室・分煙スペースの整備

■その他
介護サービス情報公表制度の活用による経営・人材育成理念の見える化
地域の児童・生徒や住民との交流による地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上

2020年3月5日木曜日

「四方よし」令和2年3月号 第62号




こんにちは!今冬も雪不足や温かさが話題に上がることが多く、実際にも冬らしさを感じる日が少なかったと思っている久保大輔です。各地で平年よりも気温が高く観測史上、記録的な暖冬になる見通しなのも納得です。除雪機もスノータイヤも、早めに購入したスキー場のリフト券も出番がありません。その代わり、備蓄しておいたトイレットペーパーが出番となりました。人間だもの、不安になるとデマや噂に流されてしまうこともあります。備蓄が必要になるのは、災害の時だけではないんですね。そして、しっかり準備しておくことの大切さも、この3月という時期に改めて考える機会になりました。相田みつをさんは、「奪い合えば足らぬ、分け合えば余る」と、言っていました。「私の家には十分にあるから、どうぞ。」や「とっくにお店で普通に買えますよ。」と、必要な人に必要なものが必要な時に行き渡る、そんな状況に早くなると良いですね。それが、どこよりも皆さんの地域から起きたら素敵ですよね。それでは、「四方よし」スタートです!






さざなみタウン(長浜市役所跡地)が昨年の12月にオープンしました。38日(日)に開催される予定だった「まちなか さざなみフェスタ(中止)」に脳年齢チェックコーナーで出展予定だったのですが、今回の新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からイベント開催自体が中止となってしまいました。とても残念です。新しくできた施設で、しかも、“まちづくり”のお手伝いができることは、とてもワクワクします。以前から関係者の方には、「新しくできる、さざなみタウンでイベントがある時は、お手伝いさせて下さい!」と、伝えていたのですが、そのことをしっかり覚えていて下さり、出展依頼を頂けた事はとても嬉しいことです。今回は、残念でしたが、次の機会があるかもしれないので、しっかりと準備をしておきたいと思います。



新型コロナウイルスのため、不要不急の外出を控える必要があります。僕も楽しみにしていた研修や食事会は参加できませんでした。とても残念でした。そんなことを、ご家族皆さんが僕のことを「部長!」と呼んで下さる、Sさんに送迎中にお話ししました。そうすると、言葉が出にくいSさんは、少し口ごもりながら「・・・残念だったね、また今度、行けると良いね。」と、優しい口調で言って下さいました。今度は、「Sさんは、どこにでも行けるとしたら、どこに行きたいですか?」と、尋ねました。「旅行かな?食事かな?」と、勝手に答えを想像していました。すると、Sさんは即座に、「湖北町のパチンコ屋さん!」言い、一瞬間を開けて、罰がわるそうに「ごめ~ん。」と言いました。その後、バックミラー越しに目を合わせて2人で大笑いです。Sさんの行きたい場所の返事には正直驚きましたが、僕自身、このような制限がある状況に遭ってみて、「行きたい場所に、行きたい時に行ける。」のは、大切なことだと思いました。僕は、“また今度、行けます。”Sさん、“行けるとしたら”ではなくて、“行くために”リハビリテーションこれからも頑張りましょう。ご家族に「湖北町のパチンコ屋さん」を言う時だけは助けて下さいね(^^♪