2020年11月11日水曜日

「四方よし」令和2年11月号 第67回

 

こんにちは、親が“”に就かせたい職業の第1位看護師の久保大輔です。ちなみに、息子に就かせたい職業の第1位は公務員らしいです。僕の小さい頃の夢は学校の先生でした。今では自宅で飼っている500匹のメダカの世話に追われる「めだかの学校」の先生になっています。いつか、介護の仕事も子どもたちのなりたい職業&親が就かせたい職業に入ったら嬉しいです。そんな日を楽しみに、今日も世界をほんのちょっと変えれるように頑張ります。それでは、「四方よし」スタートです♪

7月初めに、お世話になっている社会福祉協議会のYさんから「10月にさざなみタウンで講演会があるけど、参加しない?」のお誘いです。「もちろん参加したいです。」滋賀県健康医療福祉部、角野理事の「コロナと共に生きる」という講演内容はもちろん、久しぶりのYさんからのお誘いも嬉しく、1018日に開催された「日野原重明記念 新老人{滋賀の会}講演会&シンポジウム」に参加してきました。



会場は、「さざなみタウン」(高田町)です。旧長浜市役所跡地に昨年12月にオープンした、市立長浜図書館や長浜まちづくりセンター、長浜商工会議所などがある、長浜の産業文化交流拠点。久しぶりに人が集まるイベントへの参加です。当日、早めに到着したにも関わらず、すでに会場はほぼ満席です。一緒に来た2人とも離れて座る大盛況ぶりです。誘ってくれたYさんも運営スタッフとして忙しそうです。挨拶は後回しにして…、3人それぞれの席で、開演を待つことにしました。すると、「隣の席、空いていますか?」僕が答えます。「どなたかが、座るみたいですよ。」隣の席には、イベントのプログラムが置かれ、場所取りをしているようでした。席を探している人は、「すみません。」と言って、会場の後ろのほうへ移動していきます。何度も聞かれるうちに、段々、僕自身が聞いてくる人に申し訳ない気持ちになってきます。場所取りをしたのが誰だか分らないけど、早く戻ってきてほしい気持ちです。真後ろの席の人も、気の毒そうに僕を見ています。



開演5分前。まだ、隣の席の人は戻りません。ロビーにいた人が続々とホールに入ってきます。その中にYさんがいました。やっと挨拶ができます。「来てくれてありがとう。」「すごい人ですねぇ。」「すごい人ねぇ。」と言い、空いている席を指さして「3人の席取っといたから。」「えっ、この席…。」隣の空いた席、実はYさんが僕たちのために場所取りをしてくれていたのです。恥ずかしくもあり、気まずさもあり、それに気付いた後ろの席の人も、苦笑いをしています。「さざなみタウン」にいるのに、気分は「荒波タウン」です。もっと早くYさんに挨拶に行っておけばよかったと思っても後の祭りです。



 

挨拶にはそんなに難しい技術は必要ありません。するか・しないかという気持ち次第です。大切なのは挨拶をしよう!という気持ちだと思いました。そういえば、小学校の先生に「あいさつは、自分から大きな声ではっきり元気よく」と教えてもらったのを思い出しました。やっぱり、憧れの職業、学校の先生はすごいです!!