2022年5月3日火曜日
2021年11月5日金曜日
2021年3月6日土曜日
2021年1月9日土曜日
「四方よし」令和3年1月号 第68回
令和3年が始まりました。昨年はウシなったものがあまりに多い年でしたが、いつか振り返ったときに、令和3年はコロナ禍から抜け出した年と刻まれるように、まずは自分自身でも、できることをことを少しでもやっていこうと思っている久保大輔です。皆さまにとっても良い年になるように心よりお祈りモーしております。それでは、今年もご縁があった皆様にお届けする「四方よし」 スタートです♪
12月10日に全国の学習療法導入施設の皆さんと、インターネット上で交流会をしました。昨年は、参加する予定だった全国シンポジウムも中止になり、直接お会いして情報交換や学びの会をする機会がありませんでした。僕自身初めての運営だったのですが、大津の導入施設の友人と「こんな状況だからこそ、できることをやろう!」と、交流会を企画・開催しました。当日までに、交流のある全国の学習療法導入施設さんにも声をかけました。すると当日、関西圏を中心に北は福島県から南は山口県まで40名を超える方が参加してくれました。滋賀県からも、ジーバの施設見学会にも参加され、この交流会の数日前から学習療法を導入されたリハビリデイサービス西浅井さん(塩津浜)も参加してくれました。パソコンの画面上で参加された皆さんの顔が映し出された時、「開催して良かった。」と、思いました。自分にとって新しいことや初めてのことをやるのは確かに大変です。車でも動き出す時の1速が1番労力を必要とします。しかし、1速は、速度こそ出ないものの、坂道や悪路の苦境を走る力があります。新年が始まりました。ちょうど良い機会かもしれません。ゆっくりの1速でも構いません。新しいことを始めることで、車のように前向きに、決してウシろ向きにならないように過ごしていきたいですね。
新しく始めることはどんなことでも良いと思います。僕が今年から始めたこと。旧長浜市にお住まいのMさんを送迎させて頂くと、何気なく見過ごしていたのですが、玄関に飾っている花やフラワーアレンジメントが季節やイベント毎に変わっています。今では、その花を見るのが楽しみです。今まで、そのような気持ちはなかったのですが、花を楽しむこと、花を楽しむ気持ちが自分にあることが驚きでもあり、喜びでもあり「買って来たのをそのまま飾っているだけですよ。」と教えてもらったのをきっかけに、“そのまま飾るだけなら”と、今年から部屋に花を飾っています。花があるとそれだけで部屋は明るくなります。そして、置かれた場所で咲いている花に「こっちも一生懸命咲いているから、そっちも頑張れよ!」と、応援されているような気がしてきます。最後には枯れてしまう花が、その存在を通して何か大切なことを教えてくれているような気がします。そのまま飾るだけでは、Mさん宅の様にはならないので、今度コツを教えてもらわないといけません。花の向きとかハサミを入れる茎の長さとか生ける量を調整しないと、花瓶がギュウギュウです。
2020年11月11日水曜日
「四方よし」令和2年11月号 第67回
7月初めに、お世話になっている社会福祉協議会のYさんから「10月にさざなみタウンで講演会があるけど、参加しない?」のお誘いです。「もちろん参加したいです。」滋賀県健康医療福祉部、角野理事の「コロナと共に生きる」という講演内容はもちろん、久しぶりのYさんからのお誘いも嬉しく、10月18日に開催された「日野原重明記念 新老人{滋賀の会}講演会&シンポジウム」に参加してきました。
会場は、「さざなみタウン」(高田町)です。旧長浜市役所跡地に昨年12月にオープンした、市立長浜図書館や長浜まちづくりセンター、長浜商工会議所などがある、長浜の産業文化交流拠点。久しぶりに人が集まるイベントへの参加です。当日、早めに到着したにも関わらず、すでに会場はほぼ満席です。一緒に来た2人とも離れて座る大盛況ぶりです。誘ってくれたYさんも運営スタッフとして忙しそうです。挨拶は後回しにして…、3人それぞれの席で、開演を待つことにしました。すると、「隣の席、空いていますか?」僕が答えます。「どなたかが、座るみたいですよ。」隣の席には、イベントのプログラムが置かれ、場所取りをしているようでした。席を探している人は、「すみません。」と言って、会場の後ろのほうへ移動していきます。何度も聞かれるうちに、段々、僕自身が聞いてくる人に申し訳ない気持ちになってきます。場所取りをしたのが誰だか分らないけど、早く戻ってきてほしい気持ちです。真後ろの席の人も、気の毒そうに僕を見ています。
開演5分前。まだ、隣の席の人は戻りません。ロビーにいた人が続々とホールに入ってきます。その中にYさんがいました。やっと挨拶ができます。「来てくれてありがとう。」「すごい人ですねぇ。」「すごい人ねぇ。」と言い、空いている席を指さして「3人の席取っといたから。」「えっ、この席…。」隣の空いた席、実はYさんが僕たちのために場所取りをしてくれていたのです。恥ずかしくもあり、気まずさもあり、それに気付いた後ろの席の人も、苦笑いをしています。「さざなみタウン」にいるのに、気分は「荒波タウン」です。もっと早くYさんに挨拶に行っておけばよかったと思っても後の祭りです。
挨拶にはそんなに難しい技術は必要ありません。するか・しないかという気持ち次第です。大切なのは挨拶をしよう!という気持ちだと思いました。そういえば、小学校の先生に「あいさつは、自分から大きな声ではっきり元気よく」と教えてもらったのを思い出しました。やっぱり、憧れの職業、学校の先生はすごいです!!
2020年9月10日木曜日
「四方よし」令和2年9月号 第66回
九州全県が台風10号の暴風域に入ったという午後9時のニュースを聞きながら、中村君から「今月、“四方よし”どうします?」と言われていたのを思い出した久保大輔です。九州のみなさんも僕も今夜は眠れない夜になりそうです。それでは、「四方よし」スタートです。
今月は、大正12年に起こった関東大震災の惨事を教訓に、1日は「防災の日」、9月は「防災月間」と定められています。地震や集中豪雨などの自然災害は、人の力で事前に食い止めることはできません。しかし、日頃から災害に対する備えを怠らず、対応できる用意をしておくことで、被害の拡大を防ぐことができます。しかし、「備えを怠らず、対応できる準備」というのは、とても難しいです。何も起きていない時に何を備えておく必要があるのかを、想像するのは難しいです。これは、認知症予防や感染症等でも同じです。非常時になってみて初めて日常に感謝します。病気になってみて改めて健康のありがたさを感じます。「四方よし」で、皆さんそれぞれに、こんな防災グッズがおすすめです!といったお話は、僕には想像力が乏しくてできませんが、もし、何を準備したら良いか迷ったら、一緒にいる家族が必要になりそうなものをお互いに想像して準備するなんていう方法もよい想像力なのかもしれません。
以前、湖東方面に出かけた時、「イマイチ」と言われ、なぜ、そんなことを言われないといけないのか腑に落ちませんでしたが、今回は、楽しんでもらえそうです。翌朝は、陽射しは強いものの風もあり、梨の木が日陰を作ってくれて涼しい中、「これなら、ゆっくり楽しめるね。」と、話しながら梨狩りの受付に向かいます。農園の方に「表面がツルツルしていて、少し褐色の梨が美味しい梨だよ。」と、見分け方を聞いて梨狩りのスタートです。採った梨は、氷をたくさん入れたバケツで冷やしてから食べます。どの梨もみずみずしくて甘くて冷えていて美味しいです。母も、「やっぱり自分で採って食べるのが、梨狩りの醍醐味だね。」と、上機嫌です。ところが、2個目の梨を食べ終わると「今度は、あっちの木から採ってきて。」と、さっき「自分で採るのが醍醐味」と言っていたのが誰だか自分の耳を疑いたくなります。
結局、2人で10個以上の梨をお腹いっぱい食べました。帰り道も、「美味しかったね」「元取ったね」と、会話が途切れることなく楽しく帰ってきました。長浜に到着して帰り際、母は車を降りながら「今日のは“あり”。」といって、クラクションを「プッ」と鳴らして上機嫌で帰って行きました。散々、“梨”を食べて、“梨”の話しをしていたのに、最後に“あり”プッじゃないわっ!と思いながら、結局、「たくさん食べたから、もう梨はいいわ。」と、お土産も買わずに帰っていく母を見送りました。
2020年8月7日金曜日
「四方よし」令和2年8月号 第65回
三方よしは、「売り手よし・買い手よし・世間よし」の3つの「良し」です。売り手と買い手がともに満足し、また、社会のために貢献するのが良い商売であるという近江商人の心得です。そんな心得が好きな久保大輔です。このことをジーバで導入している認知症改善・予防対策プログラムの学習療法:大竹代表に話したところ、「久保さん、それなら学習療法は“未来よし”を加えて四方よしですよ。」と、話してくれました。その言葉が印象的だったので、大竹代表がジーバを見学した平成29年9月(第35号)から、表題を「四方よし」にしました。その代表が、6月を以って定年退職されました。昨秋、大阪でお会いした時に退職の話しをして、「これからも頑張って下さいね。」と、声をかけて頂き、少し感傷的に言葉を交わしたのを記憶しています。退職に際し、直接ご挨拶に行きたいと思っていたのですが、新型コロナの影響でそれが叶わず残念な気持ちでいました。先日、学習療法の担当の方にそのことを話したら、「久保さん、大竹“顧問”なら、7月以降もここに居ますよ。電話繋ぎましょうか?」と、言われました。てっきり退職されて、もうお会いできないと思っていたのですが、まさかの展開です。あの寂しげなやり取り、顧問に真意を聞く未来、僕が年を重ねてその時がきたら分かる未来、どちらにしても“未来よし”になるようにこれからも頑張っていきたいと思います。それでは、「四方よし」スタートです♪
7月中旬から滋賀県内に於いても、複数の場所から集団感染(クラスター)が発生したことをニュースや報道で目や耳にします。確かに、一時期は収まっていたので「あの人のせいで」とか「あの行動のせいで」と、思いたくなってしまう気持ちもわかります。しかし、収まった一時期のことを思い出して下さい。あの時、私たちは、感染拡大させないために、高齢者を重症化させないために、医療崩壊を起こさないために、大切な人のために、「誰かのために」や「何、何のために」という気持ちで、行動していたと思います。「~のせい」ではなく、「~のため」にです。
そんな気持ちで、感染拡大防止を続けていく必要があると思います。ジーバでは、コロナ感染拡大防止用の施設パンフレットを作成しました。また、デイホールはテーブルにパーテーションを設置しております。ご利用中の手洗い・うがいを励行して、アルコール消毒も行っております。スタッフは、入浴介助時に於いても防護策を講じております。お昼休憩の職員食堂、みんなでワイワイ食事を摂りたいところ、十分な距離を取って、向かい合わずに一方向で座っています。
みんな大切な人が新型コロナにならない“ために”に頑張っています。この先、必ずワクチンや薬等によって新型コロナウイルスは収束します。僕が尊敬する福岡県で学習療法に取り組んでおられる先生が、「継続は力なり」ではなく、“継続が力”になるとおっしゃっていました。感染拡大防止も、継続が力になります。手洗い、うがい、消毒、マスクの着用、三密を避ける、信頼できる情報を収集すること等を心掛けていく必要があると考えます。

























